富山市エコタウン産業団地(リサイクル施設紹介)

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廃食用油リサイクル施設「浜田化学株式会社 富山営業所」

■ホームページ
http://www.hamadakagaku.co.jp/

小中学校や給食センター、食料品製造業の工場、飲食店、スーパー、旅館・ホテル等から排出される廃食用油を原料として、メチルエステル化反応により、バイオディーゼル燃料を製造しています。このバイオディーゼル燃料は、市の清掃車や運送事業の車両などに軽油代替燃料として供給されます。

事業特徴

化石燃料から非化石燃料への燃料転換を推進し、二酸化炭素排出量の削減による地球温暖化の防止を図るとともに、廃棄物の減量も推進します。

事業内容

【処理廃棄物の種類】
廃食用油・・・・・・・・・3,800ℓ/日(960kℓ/年)
(富山市内での回収の割合は全体の約20%)
【リサイクル製品及びその用途】
BDF(バイオディーゼル燃料)・・・・・・・・・3,800ℓ/日(960kℓ/年)
用途:富山市の清掃車両、バス、民間企業の作業用車両等
(給油所は富山BDF(株)内及び富山市環境センター内に併設)

事業フロー

浜田化学株式会社 富山営業所事業フロー

前処理棟では、高品質のBDFを作る為、集めた廃食用油から、夾雑物や水分を除去します。
BDF棟では、水酸化ナトリウム(NaOH)を触媒とし、精製された廃食用油に、メタノールを反応させ、BDFとグリセリンを作ります。
出来たBDFを水洗し、水溶性不純物を取り去り、高品質のBDFを製造します。
不要になるグリセリンと洗浄水は、エコタウン内でエコ発電の原料として利用されます。

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