2020年3月3日(火)
開催日時:令和2年2月27日(金)13:30~15:30
参加人数:38人
講師:吉田 三智子先生 金田 厚子先生
今年も3月になると役目を果たしたランドセルが姿を消す一方で、4月からは6年間お世話になるランドセルがデビューします。最近のランドセルは、毎年新色がでるほどカラフルなカラーやデザインになり、ずいぶんと様変わりしましたよね。
素材になる革は、子供達の背中で活躍するはずだったのに、ランドセルの製作途中で切れ端になったものはゴミとして捨てられてしまうそうです。切れ端でも革です。特に最近のものはカラフルなので、利用すればかわいい小物ができそうです。そこで、エコタウン学園では、ランドセルの切れ端を利用して小物を作ってみることにしました。今回は、エコの気持ちから生まれた初心者向けのレザークラフトに挑戦です。
興味があっても気軽に楽しむことが難しいレザークラフト。必要な道具や材料が揃っていないとできませんし、穴をあける時には大きな音が出て、好きな場所で作業もできません。今回の企画は、そんな方々の夢も叶えられたのではないでしょうか。
作るものは、キーホルダーとカードケースです。まずはカードケースづくりから始めました。土台は両面にしたいので、革の裏面にボンドを塗り2枚を張り合わせます。隅々まで丁寧に塗って剥がれないようにします。作品のデザインは自分で好きなように考えて、自由に作って頂きました。こちらで準備した飾りつけの材料を使って、花の形をした革をつけてみたり、目玉をつけて動物の顔にすることもできます。穴をあけてみたい方は専用の道具を使うこともできます。木槌を持ち、頑張って叩いておられました。模様が完成したら、周りを一周縫います。講師の先生方に穴をあけて頂いてから、その穴に針を通していきます。
キーホルダーの方も同様に穴をあけたり、花をつけたり、自由にデザインしてもらいました。
初めてでわからない作業に苦労されていた方も、終盤になるとどんどん上達されてとても楽しそうでした。色も形もデザインも、様々な作品が出来上がりました。
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